「お湯を沸かすたびに、なんだか変なニオイがする…」
そんな電気ケトルの“ニオイ問題”、実は多くの人が経験しています。
原因はさまざまですが、簡単な手入れで解決できることがほとんど。
本記事では、
- 電気ケトルのニオイの主な原因
- 自宅でできる3つの効果的な対処法
- ニオイを防ぐ日常ケアのコツ
をわかりやすく解説します。
気になるニオイをスッキリ解消して、いつでも美味しいお湯を。
電気ケトルが臭くなる3つの主な原因

原因 | 詳細 |
---|---|
素材のニオイ(特に新品) | プラスチックやゴム製パーツに含まれる化学物質が、加熱時に臭いを発生させることがあります。新品のケトルに多く見られる症状です。 |
水垢・カルキ成分の蓄積 | 水道水に含まれるカルシウムやマグネシウムが加熱されると、白い膜やニオイの原因になります。特に硬水地域では注意が必要です。 |
カビや雑菌の繁殖 | 水を入れっぱなしにしたり、湿ったままフタを閉じておくと内部に雑菌やカビが発生し、ヌメリや酸っぱい臭いの原因になります。 |
ニオイを解消する3つの簡単対処法
どれも家庭にあるもので簡単にでき、効果も高い方法です。
クエン酸で「水垢・カルキ臭」を一掃する

必要なもの: クエン酸(大さじ1)、水
手順:
- ケトルに水を満水ラインまで入れる
- クエン酸を大さじ1入れる
- 沸騰させて、そのまま30〜60分放置
- 水を捨てて、内部をよくすすぐ(2〜3回)
重曹で「ぬめり・カビ臭」を除去

必要なもの: 重曹(大さじ1)、水、スポンジ
手順:
- ケトルに水と重曹を入れて沸騰
- そのまま30分ほど放置して冷ます
- スポンジで内部を優しくこする
- 水でしっかりすすぐ
乾燥・水抜きの習慣で「再発防止」

ニオイを防ぐには、日常のちょっとしたケアが大切です。
やるべき習慣:
- 使用後はすぐに水を捨てる
- フタを開けて中をしっかり乾かす
- 外側の水滴もふき取って、湿気がこもらないようにする
それでもニオイが取れないときは?
以下のような場合は、買い替えの検討も視野に入れましょう。
- 内部にサビやコーティングの剥がれがある
- 長期間使用していてニオイが染みついている
- 洗っても異臭が消えない
おすすめは、ステンレス製やガラス製などニオイ移りしにくい素材の電気ケトル。
次回は「ニオイに強いモデル」を選ぶのもひとつの方法です。
まとめ|電気ケトルのニオイ対策は「簡単ケア+習慣化」で解決!
- 原因の多くは水垢・素材・雑菌
- クエン酸・重曹で自宅でも簡単に除去できる
- 毎日の乾燥・水抜き習慣がニオイを防ぐ
ほんのひと手間で、清潔で美味しいお湯が楽しめます。
ぜひ今日から、おうちのケトルをリセットしてみてください。