「完全ワイヤレスイヤホンを買いたいけど、種類が多すぎてどれを選べばいいかわからない…」
そんな方のために、この記事ではイヤホン選びで後悔しないための5つの評価軸をわかりやすく解説します。
「自分に合ったイヤホンはどう選べばいいのか?」が明確になり、あなたにぴったりの一台が見つかるはずです。
音質|“自分好みの音”を見つけるには?
完全ワイヤレスイヤホンを選ぶうえで、音質は最も重要なポイントのひとつです。ただ「音が良い」と一言で言っても、その“良さ”には好みの違いがあります。

イヤホンによって音の「チューニング」が異なります。以下のようなタイプが代表的です:
音の傾向 | 特徴 | 向いている人 |
---|---|---|
フラット | 高音〜低音までバランス重視 | 原音を忠実に聴きたい |
ドンシャリ | 低音と高音が強調されて迫力あり | EDM・ロックなどを迫力重視で |
ボーカル重視 | 中音域が前に出て声がクリアに聴こえる | ポップス・ラジオ・ボイス中心の人 |
Bluetoothイヤホンはコーデック(音声圧縮方式)によって音質が左右されます。
コーデック | 特徴 | 主な対応機器 |
---|---|---|
SBC | 標準的な音質 | すべて対応 |
AAC | 高音質・低遅延(iPhone向け) | iPhone、iPad |
aptX / aptX Adaptive | 高音質+低遅延(Android向け) | Androidスマホ |
LDAC | ハイレゾ相当(超高音質) | ハイエンドAndroid、SONY製品など |
ノイズキャンセリング(ANC)|静寂をつくるテクノロジー
通勤・通学やカフェ作業で重宝するのがノイズキャンセリング機能(ANC)です。

- アクティブノイズキャンセリング(ANC):
イヤホン外部のマイクで周囲の音を拾い、それを打ち消す“逆位相の音”を発生。車内や飛行機などの低周波ノイズに効果的。 - 外音取り込みモード:
周囲の音を自然に取り込めるモード。コンビニや駅のアナウンスを聞く場面で便利です。 - パッシブノイズアイソレーション:
カナル型などで耳にしっかりフィットすることで物理的に音を遮断するタイプ。
SONYやBoseのハイエンドモデルは業界最高峰レベル。
一方で、5,000〜10,000円台でも優秀なノイキャンモデルも増えており、予算に応じた“効き具合の差”を理解することが重要です。
装着感|長時間使うなら“耳への優しさ”を重視
どれだけ高性能なイヤホンでも、耳が痛くなったり外れやすいと使いたくなくなります。

- イヤホンの形状:
- ステム型:AirPodsのような“棒状”デザイン。軽いが外れやすいことも。
- カナル型:耳の奥に差し込むタイプ。遮音性が高いが、人によっては圧迫感あり。
- イヤーピースの素材・サイズ:
- シリコン製:一般的で軽快な装着感
- フォーム素材:遮音性とフィット感を両立(Complyなど)
- 耳の小さい人や女性ユーザーは、小型・軽量モデルやS/XSサイズのイヤーピースが付属する製品がおすすめです。
バッテリー持ち|1日使える安心感は必須
外出先や作業中にバッテリー切れになると、かなりストレスになります。
そのため、使用シーンに合った再生時間を選びましょう。
項目 | 平均値 | チェックポイント |
---|---|---|
イヤホン単体 | 5〜8時間 | 長時間通勤なら8時間以上が理想 |
ケース込み | 20〜30時間 | 週1回の充電でOKレベル |
急速充電 | 5分で1時間再生など | 忘れた朝に便利 |
ワイヤレス充電 | Qi対応の置くだけ充電 | デスク充電派におすすめ |
価格とコスパ|高い=正解ではない!
最近では1万円以下でも高音質+ノイキャン搭載モデルが登場しています。
価格に見合ったスペックか?を冷静に見極めるのが大切です。
価格帯 | 特徴 | 向いている人 |
---|---|---|
~5,000円 | 最低限の機能・品質 | サブ機/学生/初心者 |
5,000~10,000円 | 音質・機能のバランスが良い | 初めての1台におすすめ |
10,000~20,000円 | ノイキャン・外音取り込み対応 | 通勤・作業メインの人 |
20,000円~ | プロ仕様、マルチポイントなど全部入り | 音質・快適性に妥協したくない |
用途別のおすすめ選び方まとめ

用途 | 重視すべき機能 | おすすめポイント |
---|---|---|
通勤・通学 | ノイキャン・バッテリー | ANC強め・8時間以上再生 |
カフェ・作業 | 装着感・外音取り込み | 軽量+自然な環境音取り込み |
スポーツ | フィット感・防水 | IPX5以上・落ちにくい構造 |
音楽鑑賞 | 音質・コーデック | LDACやaptX Adaptive対応 |
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まとめ|評価軸を押さえれば、後悔しない!
- 「音質」「ノイキャン」「装着感」「バッテリー」「価格」の5軸を理解すれば、自分に合ったイヤホン選びがグッと簡単になります。
- 用途と予算に合わせて、“譲れないポイント”を絞って選びましょう。
- あなたにぴったりの一台で、音楽や動画、作業がもっと快適になるはずです。