掃除機は“暮らしの質”を左右する家電のひとつ。
中でもスリムで場所を取らないスティック掃除機は、忙しい毎日をスマートに支えてくれる頼れる相棒です。
でも、種類が多すぎて「結局どれがいいの?」と迷ってしまう方も多いはず。
そこで今回は、スティック掃除機を選ぶ際に注目すべき6つの評価軸をもとに、あなたにとって本当に使いやすい一台を選ぶヒントをわかりやすく解説します。
吸引力|しっかりゴミを取り切る、が基本

まず大前提。吸引力が弱ければ意味がない
スティック掃除機選びで最も重要なのが、吸引力です。
いくら軽くておしゃれでも、ゴミをしっかり吸えなければ意味がありません。 特にコードレスが主流の今、「吸引力が弱いのでは?」という不安の声もありますが、近年の製品は改良が進み、コード付き掃除機と遜色ないパワーを持つモデルも登場しています。
注目したいのは以下のポイント:
- 吸込仕事率(W):数値として吸引力の目安になる。ただし、非公開の製品も多いため参考程度に。
- サイクロン式 vs 紙パック式:サイクロン式はフィルターの目詰まりが起きにくく、吸引力が長持ちしやすい。
軽さ・取り回しやすさ|毎日使うなら絶対重視!

「ちょっと気になったときにサッと使える」。 それこそがスティック掃除機の最大のメリットです。
その“気軽さ”を損なわないためにも、本体の軽さや取り回しやすさは非常に重要なポイントです。
- 本体重量は1.5kg前後以下が理想的。2kgを超えると持ち上げ掃除がしんどくなる場合も。
- ハンディモードへの切り替えが簡単かも確認しましょう。階段や車内掃除など多用途に対応できます。
- ヘッドの可動性や、自走式(勝手に前に進む機能)があると操作がぐっとラクになります。
バッテリー持ち時間|途中で切れるとストレス

コードレス掃除機において、連続使用時間(バッテリー持ち時間)は非常に重要な比較ポイントです。
掃除の途中で充電切れになるとストレスですし、使うたびに「充電足りるかな?」と心配するのは避けたいところ。
- 標準モードで30分以上使えると安心。
- 強モード使用時は10〜15分程度の製品が多い。
- 長時間掃除したい方は、着脱式バッテリーや交換用バッテリーが用意されているモデルを選ぶと便利です。
お手入れのしやすさ|毎日の使いやすさに直結

ダストカップやフィルターの手入れが面倒だと、使うたびに気が重くなります。 長く気持ちよく使うためには、お手入れのしやすさも要チェックです。
- ダストカップが水洗いできるかどうか。
- ゴミ捨て時にホコリが舞いにくい構造か。ワンタッチで開くタイプだと扱いやすい。
- ブラシ部分に髪の毛が絡みにくい設計か(ペットや長髪の家族がいる家庭では特に重要)。
収納性・自立性|暮らしに溶け込むかどうか

スティック掃除機は出しっぱなしにしても違和感がないものが増えており、収納のしやすさや自立性も使い勝手に直結します。
- 自立するモデルは、壁に立てかける必要がなく安定感も抜群。
- 充電スタンド付きのモデルは、使い終わった後の収納がスムーズで、見た目もスマートです。
- 壁掛け式の収納も、省スペースで人気。
価格|必要な機能に見合ったコスパを意識

スティック掃除機の価格は幅広く、1万円台のエントリーモデルから10万円を超えるプレミアムモデルまで様々です。
大切なのは、「自分のライフスタイルに本当に必要な機能を満たしているか」。
- 1台で全て任せたい人や掃除の頻度が高い人には、高性能モデル(5万円〜)がおすすめ。
- 一人暮らしやワンルーム、サブ機として使うなら、1〜2万円台の軽量モデルでも十分活躍します。
【まとめ】あなたにとっての「使いやすい」が最適解
スティック掃除機は、“便利そう”だけで選ぶと後悔しがち。
本当に重要なのは、「自分の暮らしに合っているか?」という視点です。
吸引力、軽さ、バッテリー、お手入れ、収納性、価格——。 この記事で紹介した6つの軸を参考にすれば、あなたにとって最適な一台がきっと見つかるはずです。
KADEN BASEでは、これらの評価軸をもとに厳選したスティック掃除機を別記事で紹介しています。 気になる方はぜひそちらもチェックしてみてください。